マクドナルドの株主優待は人気が高い一方、株価はコロナ禍から約2倍に上昇しました。
今から100株を購入した場合、優待と配当を合わせた利回りはどのくらいになるのか。
実際に保有している投資家の目線で、数字を正直に計算します。
「今から買っても意味あるの?」
「株価が上がって、優待の実質的な価値は下がってない?」
「注意点や落とし穴はある?」
この記事を書いた私自身は、2020年のコロナショック時に取得単価4,403円でマクドナルド株を購入し、現在も保有しています。実体験をもとに、今の株価水準で改めて計算し直しました。
マクドナルド株主優待の基本情報
100株以上保有で年2回もらえます。権利確定月は6月末と12月末。優待内容は1冊につきバーガー・サイドメニュー・ドリンクの引換券が各6枚、合計18枚。100株保有の場合は年2冊、つまり年間36枚もらえる計算です。
注意:2024年から継続保有条件が追加されました。同一株主番号で3回以上連続して100株以上の保有が記録されていることが条件です。新たに購入してすぐには受け取れません。
今から買うと利回りはどのくらいか
優待券は選ぶメニューによって価値が変わります。
最もお得な組み合わせは倍ビッグマック(760円)・ポテトL(400円)・フロート(370円)の合計1,530円。1冊あたり6枚×年2冊=12枚を使い切ると、年間18,360円分になります。
| 優待券の価値(年間12枚×1,530円) | 18,360円 |
| 配当金(1株64円×100株) | 6,400円 |
| 合計年間リターン | 24,760円 |
| 優待券の価値 (年間12枚×1,530円) | 18,360円 |
| 配当金 (1株64円×100株) | 6,400円 |
| 合計年間リターン | 24,760円 |
- 配当金は2026年12月期予想。確定値ではなく、変動する可能性があります。
- 株価は2026年4月13日終値(8,090円)をもとに計算。
2026年4月13日の終値8,090円(100株=80万9,000円)で計算した総合利回りは約3.06%です。
高配当株なら4〜5%、NISAのインデックス投資なら長期で5〜7%も現実的な時代です。純粋な投資効率で見ると、優先度は高くないと正直に思っています。
今から買う際の注意点
利回り以外にも、購入前に押さえておきたいポイントが3つあります。
- 優待をもらえるまで最低1年かかる 2024年からの継続保有条件により、購入してすぐには受け取れません。
- 優待券は使い切れないと価値がゼロになる 年36枚はマックをほぼ毎週利用するペースです。自分の利用頻度と照らし合わせて計算するのが現実的です。
- 株価の変動リスクは当然ある 優待目当てで購入する場合も、元本が変動する点は忘れずに。
まとめ|マクドナルド株主優待は今から買ってもお得か
投資効率だけで判断するなら、3%台という利回りは高くありません。ただ、マクドナルド優待の本質は数字に表れない価値にあります。好きなものを実質タダで食べられるという体験です。
こんな人に向いている/向いていない
向いている人
- マックが好きで定期的に利用する
- 長期保有が苦にならない
- 生活に密着した優待を楽しみたい
向いていない人
- 純粋に利回りを最大化したい
- マックをあまり利用しない
- 短期売却を考えている
結論
利回り約3.06%は高くないが、マックが好きで長く持ち続けられる人にはまだ十分魅力的な優待です。
投資効率より「食べる楽しみ」を取れる人向けの銘柄といえます。